「Zenith4」の第6弾、ジャーマン記事2010年5月の改訂版です。

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皆さん、こんにちは。

今年は桜が咲いたと思えば雪が降ったりと・・・ホント天候が落ち着かないですよね。

まるで今の日本の政治を反映しているかのような天候ですが、我が「つたえファクトリー」は、そんな気候の変化に負けないでこの計画を進めていきます。

さて、今回からは趣向を変えて、内装の加工にチャレンジしてみたいと思います。

今回のZ4は「セカンドライフ」仕様の車両を目指していますので、テーマをBMWの「アートカー」の様な「和」をイメージした落ち着いた雰囲気を車内に出していきたいと考えています。

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「和」で思いついたのが漆や金箔で装飾された和食器。

ということで、早速「漆」や「金箔」について調べてみました。

まず、「漆」のほうですが、割と熱には強いらしく車内の温度でも耐えられるらしいことが分かりました。

んー考えてみれば、漆塗りの和食器に熱いお湯とか普通に注いだりしますから、熱さに対する耐久があって当然ですよね(^^;

ただ、これを車内のような密閉された空間内装に用いるとなると、本職曰く・・・直射日光が当たると「漆」独特の匂いが発生することがあるため、あまりお勧めできない・・・とのこと。(ーωー;んー・・・

※. ここ岩槻は人形の町なので、工場の方に直接聞いてみました。

ということなので、他の塗料も使って「漆」に似た色合いや深さが再現出来ないか?などを実験してみようと思っています。

この実験については、何回かに分けて紹介していきますね。

あと、「金箔」について調べてみたところ、思っていたより簡単に手に入っちゃいました。

日常で金箔を買うなんてそうそう無いと思いますが、普通にインターネット通販で買えるんですね・・・(ーAー;”ビックリ”

しかも、好都合なことに「スプレー式」なんて代物があったので即買!!

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これで色々なものに簡単に吹き付ける事が出来そうです。

商品が届いたので、ワクワクしながら早速テストを行いました。

まずは簡単なところで、「ドアハンドル」の取っ手部分を使用したいと思います。

まずは「漆」の代わりにとばかりに、艶消しブラックを下地として塗ります。

その上から金箔をプシュー!!っと吹き付けます。

これとは別に、そのままの状態から金箔を吹き付けたものにクリアー塗装を載せてみたものを作ってみました。

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結果は・・・見事に「失敗」ですね。(ーAー;・・・

金箔を吹き付けただけなので、金箔部位が凸型に出っ張ってしまい触り心地が「ザラザラ」です。

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目指す「民芸品」の様な手触りと比べると、程遠い出来栄えです。

まー、そんな簡単に出来ちゃうものなら、職人さんいらなくなっちゃいますよね・・・(ーωー;

気を取り直し、次回は「金箔」を押さえつぶした後でクリアー塗装を行ってみようと考えています。

それでは皆さん、また次回お会いしましょう!!